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スロアーディスク誕生物語 エピソード1”きっかけ”

ご覧いただきありがとうございます。

今日は新しい屋内ディスクゴルフ「スロアーディスク」の誕生エピソード、これを考え始めた”きっかけ”について、

軽くお話しさせていただきます。

 

35年前、私は仕事の休日に、よく友達と広い公園の端っこでフリスビーを投げて遊ぶことがありました。

普通にキャッチボールのように投げ合ったり、空き缶に当てて倒すようなことをしていました。

同じことばかりしていて、少し飽きてきた頃のある日、

友達がふと「丸い網のようなゴールにフリスビーが入ると気持ちいいのだろうな〜!」と呟いたのです。

「なるほど!」

私もうなずきました。

確かに何かのゴールに入った方が、達成感があるような気がしました。

ゴルフも小さい穴にボールが吸い込まれた時に、達成感を味わえます。

「ちょっと考えてみようかな・・・」

子供の頃から新しい物を考えることが好きだった私は、それをきっかけに考え始めました。

 

今はご存知の方も多いディスクゴルフがアメリカから日本に入って来たのが1980年頃だそうですが、

その頃の私はまだディスクゴルフのことは知りませんでした。

 

 

フリスビーを投げててもう一つ私が気になっていたことが、

素手で投げることです。

田舎で育った私は、小学生の頃、軟式テニスの柔らかいゴムボールをつかった簡易的な野球(ソフトボール)をやることがありました。

それは方言で「わんわた」と言っていました。

 バッターは手を握ったグーの素手でボールを打つのです。

それなりに面白かったのですが、やはりバットを使って打った方が面白いと感じていました。

 

フリスビーの新しい遊び方を考えている時に、ふとその時のことを思い出したのです。

「何か道具を使って投げた方が面白いのでは?・・・」

素手で投げるより少し難しくなりますが、その分、面白さも増すのでは?

 それをきっかけに、ディスクを投げる用具を考え始めました。

当時私は27歳、今から35年前のことです。

次回エピソード2 ”試作開始そして失敗” へ続く